2019年7月7日、POTSセミナー2019 ~ 起立不耐をひきおこす病気を学ぶ ~ を開催し、約80名の方にご参加頂きました。
東京女子医科大学 東医療センター 内科の佐藤 恭子先生、埼玉医科大学病院 神経内科の光藤 尚先生にご講演頂きました。
また昨年の起立不耐症 医療講演会2018の神経内科 中根 俊成先生の講義をビデオ上映、POTS and Dysautonomia Japanから療養のヒントをお話しました。

experts


佐藤先生からは、POTSとは =疾患概念と治療について= :体位性頻脈症候群(POTS)とは?/起立不耐をきたす疾患/POTSの問題点、症状、診断基準、病態、関連の高い疾患、抗アドレナリン受容体抗体/神経調節性失神/起立性低血圧/治療方法(非薬物療法、薬物療法)/自己免疫性自律神経節障害の病態と免疫療法/POTSの患者さんへ/今後の展望、についてお話頂きました。

Dr_Sato


光藤先生からは、脳脊髄液減少症と体位性頻脈症候群について:なぜ脳脊髄液減少症と体位性頻脈症候群か/起立性頭痛/脳脊髄液漏出症の鑑別疾患/脳脊髄液減少症と体位性頻脈症候群の鑑別/頭痛ダイアリー/脳脊髄液減少症と体位性頻脈症候群の合併/脳脊髄液減少症のお話(疾患概念、画像診断、鑑別診断、治療について)についてお話頂きました。

Dr_Mitsufuji


中根先生の講義は起立不耐症 医療講演会2018 実施模様をご確認ください。

POTS and Dysautonomia JapanJapanからは、療養のヒント:POTSなどの主な課題/疾患啓発の主な目標/無理にたたき起こさない(日内変動・睡眠障害)/一喜一憂しない・落ち着く(季節変動・気温・気圧など)/人と比べない・ねばり強く(罹患年数・歩行能のばらつきの大きさ、症状の多彩さ)/疾患啓発をつづけるために、についてお話しました。

質疑応答の時間は患者様やご家族の方々から多くのご質問を頂き、さまざまな症状や経過で悩まれていることを痛感いたしました。
今後も継続的に啓発活動を行い、POTSの疾患概念が正しく理解され、お一人お一人の適切な診療につながるよう取り組んでまいりたいと思います。

本セミナーは東京ボランティアセンター・市民活動センター様の「ゆめ応援ファンド」から助成を頂きました。

先生方、参加者の皆様、ご支援・ご協力を下さった皆様に心より御礼申し上げます。