自己免疫性自律神経節障害(AAG)について、毎日新聞に「コロナ後遺症に似た自律神経障害」の記事が掲載されました。日本医科大学付属病院 脳神経内科の中根俊成先生がAAGを説明されていて、厚生労働省の研究班が発足したことも書かれています。
体位性頻脈症候群(POTS)や自律神経障害について、私共も取材して頂きました。起立不耐症で立っていられなかったり、さまざまな症状やブレインフォグがでたり、コロナの影響で患者様が確実に増えています。まだわからないことも有りますが、できることも有ります。
自律神経というと、日本では一様に軽症で、生活改善で回復するものとみなされがちですが、日常生活に困難をきたすことがあると知って頂き、診療がすすむことを願っています。
(毎日新聞 2022年11月30日 朝刊/毎日新聞様より掲載許可を取得済)
オンライン記事について
・コロナ後遺症と似た自律神経障害に注目 診断や治療の研究課題に(毎日新聞)
厚生労働省の研究班について
・厚生労働科学研究 難治性疾患政策研究事業「自己免疫性自律神経障害の全国調査、診断基準策定、国際的な総意形成」班
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■ 自律神経障害のさまざまな疾患 |
■ 自己免疫性自律神経節障害(AAG) |